2024年1月、東京・足立区の住宅の床下から夫婦の遺体が見つかり、遺体を遺棄したとしてフィリピン人の男女2人が逮捕・起訴された事件で、警視庁は、夫婦を殺害した疑いが強まったとして、2人を殺人などの疑いで再逮捕しました。この事件は、2024年1月18日、足立区にある住宅の床下からこの家に住む高橋徳弘さん(55)と妻の希美江さん(52)の遺体が見つかったもので、遺体を遺棄したとして、いずれもフィリピン国籍のモラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ容疑者(30)とデラ・クルース・ブライアン・ジェファーソン・リシン容疑者(34)が逮捕・起訴されていました。

司法解剖の結果、夫婦の死因は胸を刺されたことによる心臓損傷などとみられ、自宅からは複数の刃物が見つかり、うち1本には血がついていたことが分かっています。その後の捜査関係者への取材で、防犯カメラの捜査などから、モラレス容疑者が現場に残されていた刃物などと同じものを事件前に購入していたことが分かりました。さらに、現場の住宅に残された血痕からデラ・クルース容疑者のものと一致するDNA型が検出されたほか、現場に残された刃物についた血痕からはモラレス容疑者のものとみられるDNA型も検出されたことなどから、2人が住宅に侵入し、夫婦を殺害した疑いが強まったとして、警視庁は殺人と住居侵入の疑いできょう再逮捕しました。また、モラレス容疑者は夫婦の長男の元交際相手で、長男と金銭トラブルがあったことが分かっているほか、デラ・クルース容疑者は死体遺棄の疑いで逮捕された際、「モラレス容疑者が刺して殺した」「モラレス容疑者に頼まれて報酬をもらう約束で手助けした」と話していたということです。警視庁は、モラレス容疑者と夫婦との間でのトラブルがきっかけになったとみて、動機など詳しい経緯を調べています。
2024年1月、東京・足立区の住宅の床下から夫婦の遺体が見つかり、遺体を遺棄したとしてフィリピン人の男女2人が逮捕・起訴された事件で、警視庁は、夫婦を殺害した疑いが強まったとして、2人を殺人などの疑いで再逮捕しました。
この事件は、2024年1月18日、足立区にある住宅の床下からこの家に住む高橋徳弘さん(55)と妻の希美江さん(52)の遺体が見つかったもので、遺体を遺棄したとして、いずれもフィリピン国籍のモラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ容疑者(30)とデラ・クルース・ブライアン・ジェファーソン・リシン容疑者(34)が逮捕・起訴されていました。
司法解剖の結果、夫婦の死因は胸を刺されたことによる心臓損傷などとみられ、自宅からは複数の刃物が見つかり、うち1本には血がついていたことが分かっています。
その後の捜査関係者への取材で、防犯カメラの捜査などから、モラレス容疑者が現場に残されていた刃物などと同じものを事件前に購入していたことが分かりました。さらに、現場の住宅に残された血痕からデラ・クルース容疑者のものと一致するDNA型が検出されたほか、現場に残された刃物についた血痕からはモラレス容疑者のものとみられるDNA型も検出されたことなどから、2人が住宅に侵入し、夫婦を殺害した疑いが強まったとして、警視庁は殺人と住居侵入の疑いできょう再逮捕しました。
また、モラレス容疑者は夫婦の長男の元交際相手で、長男と金銭トラブルがあったことが分かっているほか、デラ・クルース容疑者は死体遺棄の疑いで逮捕された際、「モラレス容疑者が刺して殺した」「モラレス容疑者に頼まれて報酬をもらう約束で手助けした」と話していたということです。