作家の竹田恒泰氏が31日、自身のユーチューブチャンネルを更新し、宮内庁が4月1日からインスタグラムの公式アカウントを開設し、皇室情報を発信することに言及した。
宮内庁は若年層を含む幅広い世代への情報発信を狙いにインスタを開設する。発信強化には秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんの結婚を巡って、ネット上を中心に炎上した教訓がある。
竹田氏は「インスタで発信は、やるべきだと思っていた。伊勢の神宮のインスタがとっても参考になる。想像をかきたてられるキレイな画像を慎重に出している。そのぐらいの感じがいいんじゃないか」とかねて提案しているという。
気がかりなのは宮内庁が手掛けることだという。「省庁は定例の記者発表で機械的に情報を出しているだけ。PRは演出。一般企業であればどこでもやっているが、省庁はしたことがない。広報室というとんちんかんな名前を付けてしまった。PR室にしないとダメ。これまでの延長戦上の広報じゃ大失敗しますからね」と危惧する。
「本当は宮内庁とは別に皇室のスポークスマンをつくらないといけない。PRの専門家が入っている形跡がない。大企業でPRを担ってきたすごいやり手を連れてこないと。役人仕事でどこまでできるか」と心配のタネが尽きなかった。