無許可で土砂を埋め立てたとして、栃木県警宇都宮東署は6日、埼玉県幸手市、土木業の男(68)(さいたま市土砂たい積規制条例違反などで起訴)と、養父の男(70)を、宇都宮市土砂条例違反の疑いで逮捕したと発表した。
市によると、同条例違反の適用は初めて。
発表によると、2人は昨年6月19~22日の間、同市板戸町の空き地に土砂などをダンプカーで搬入し、約1400平方メートルにわたって埋め立てた疑い。同条例では500平方メートル以上の埋め立ての際、原則市長の許可が必要と定めている。
昨年7月以降、市長から報告や撤去を求められていたが、応じていなかった。男は「許可は受けなくていいと思った」、養父は「身に覚えがない」などと容疑を否認しているという。