学生時代は仲良く過ごしていても、結婚や出産などライフステージの変化で友人関係が壊れていくことはある。
「子どもを出産前に少しいざこざがあり、少し変な感じにはなっていました」と、ある友人と絶縁した経緯を語ったのは、埼玉県に住む50代後半の女性(サービス・販売・外食/年収500万円)。その友人は、
「他の友人が専業主婦になったときは『廃人生活いかがお過ごしですか?』とメールしてきたり、私が結婚することになったときは夫の会社の年商を聞いたり(会社経営者)」
と無神経な言動が多かったことを明かす。女性の違和感は徐々に大きくなっていったようだ。

あるときはこんな事もあった。
「他の友人に子どもが出来たときは『なんで出産するのか?』って聞かれた」
このときは「さすがに笑っちゃったけど…」と振り返る。思えば「いつも友人グループでモヤモヤの元は彼女だった」と、そもそも相性が悪かった様子も匂わせている。
そんな関係が続いたある日、決定的なことが起きた。それは今から13年前、女性が夫と一時的に別居婚状態だったときのこと。この件は女性にとっては触れられたくない事のようだったが、友人は相変わらず無神経な振る舞いをしてきたのだ。
「その事をしつこく聞かれたり言われたりしてカチンと来た」
いくら友人でもネガティブなプライベートをいじられるのは嫌だろう。女性は我慢の限界が来たようで、こんな行動に出た。
「今まであったモヤモヤをメールしたら、そのあとに元友人から『今まで友達でいてくださりありがとうございました』と別れのメールが来ました」
不満の数々をメールした時点で、絶縁するつもりだったのかもしれない。女性は「まあ今では過去の人となっています」とあっさりしたもので、後悔はないようだ。
「学生時代は楽しく過ごせても、結局のところ今現在の職業や夫の仕事等で生活環境が変わってしまったから差が出てしまったのが別れの原因なのかな?とも思います」
と思いを巡らせていた。
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