愛知・尾張旭市で発生した連続放火事件は、コンビニ店長の活躍により解決に至った。2023年11月以降に発生した3件の放火について、店長は警察の協力者として犯人の追跡を行い、最終的な犯人逮捕につながった。
愛知・尾張旭市で、2023年11月以降、3件相次いでいた不審火。
警察は、連続放火の疑いがあるとみて調べていた。それから約4カ月後、事件は解決した。
26日、愛知・守山署から、捜査に協力したコンビニエンスストアの店長に感謝状が贈られた。
表彰理由は、いわば“コンビニ刑事”としての活躍だった。
1月に起きた3件目の放火災件。警察は、近くのコンビニに聞き込みに訪れ、犯人とみられる男の映像を店長に見せた。
するとその翌日、店に男が現れたのだ。店長は、警察へ連絡。そして、こんな提案をした。
セブン-イレブン尾張旭旭前町店・田財新店長は「(自分が)追跡していいかどうか聞いたところ、『できるのであれば追跡してほしい』と言われた。10~20メートルくらい間隔を空けながら追跡し、必死で追いかけた」と話す。
店長が5分ほど追跡すると、男は自宅へ。警察は、52歳の男を逮捕した。店長は、コンビニは物を売るだけでなく、犯罪抑止につながると話している。(「イット!」 2月27日放送より)