通行人らに「金を貸して」と声をかけてだまし取ったとして、大阪府警曽根崎署は27日、府内に住む無職の女(20)を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
女は昨年3~10月、路上やSNSで知り合った20~50歳代の男性10人から4万~290万円を詐取したとみられ、同署は計710万円の被害を確認した。
発表では、女は昨年8、9月、府内の路上で30歳代の男性2人に「家賃を払う金がない。貸してほしい」とうそを言い、計35万円をだまし取るなどした疑い。「うそをついて金を受け取ったことは間違いないが、働いて返すつもりだった」と容疑を一部否認している。同署は、女が昨年3月の時点では19歳だったことから、実名を公表していない。