キックボードによるひき逃げと無免許運転の疑いで逮捕された容疑者が21日、愛知・名古屋市の事故現場で警察と当時の状況を確認した。事件当時、容疑者はキックボードを無免許で運転していた。
21日午前9時半過ぎ、名古屋市で警察に囲まれる中、電動キックボードに乗っていた男は、無職の松崎和則容疑者(44)。
松崎容疑者は、3日に名古屋市でひき逃げをした疑いで、10日に逮捕された。
当時の映像を見ると、道路を渡ろうとした男性に電動キックボードで衝突。男性は、はね飛ばされてしゃがみ込んだが、松崎容疑者は立ち去った。
21日、警察は松崎容疑者を現場に立ち会わせて当時の状況を確認した。
現場で、松崎容疑者は指をさしながら当時の状況を警察に伝えているとみられた。容疑者役と被害者役の警察官が衝突した場所に立ち、倒れ方を確認。被害者役がその場にしゃがみ込んだ。
その後、松崎容疑者もキックボードに乗って高さを測るなどした。
乗っていたキックボードは運転免許が必要だが、当時、松崎容疑者は無免許で運転。調べに対し、「免許がいることを知らなかった」と話している。(「イット!」 2月21日放送より)