新潟市教育委員会は22日、賞味期限が切れたナンが学校給食に提供されていたと発表しました。

21日午後0時半ごろ、新潟市北区の太夫浜小学校で、児童1人がカレーとともに提供されたナンの賞味期限が切れているのを見つけました。賞味期限は2024年1月4日となっていて、学校ではすぐにナンの喫食を停止し、全校で賞味期限を確認。

賞味期限切れのナンが配膳されたのは児童・教職員あわせて80人いたということです。賞味期限切れの品は回収し、その後、賞味期限内のナンを提供。健康被害の報告はないということです。

市教育委員会は、納入業者による賞味期限管理および配送・積み込み時の確認の不徹底と納入業者と学校による検収時の見落としを原因に挙げています。

市教育委員会は、再発防止策として、各調理施設で賞味期限の確認など適切な検収を徹底するとしています。