東京都公立大学法人は22日までに社会学者で同大教授の宮台真司氏(64)を戒告処分にしたことを発表した。
同法人ホームページ内の文書で発表された処分では名前を出していないが、人文社会学部の教授で64歳男性とされていた。処分理由は「調査研究の一環として、他大学に通う20歳の学生に対し、令和5年12月にラブホテルなどにおいて、取材をするとともに、その返礼としての相談に乗るなどの不適切な行動をとった」とされている。
また、「令和6年1月8日に週刊誌上で、本学教員の肩書が付された上で、不貞行為があったものと推認されるような報道がなされた結果、大学に苦情が寄せられるなど法人の信用を失墜させる事態となった」と指摘している。 宮台氏については写真週刊誌「フラッシュ」が1月に報道。同誌によると、宮台氏は44歳年下の20歳女子大生と都内にある2時間3000円のラブホテルに入ったという。宮台氏は同誌の取材に対して、相談に乗ったり、取材をしたりしていたとして不倫関係にあることを否定していた。