京浜急行バスは、羽田空港と神奈川県の鎌倉駅や藤沢駅を結ぶ路線など4つの路線を3月1日から当面運休します。

京浜急行バス

「乗務員の人数が減少傾向にあるなか、2024年問題に対応するため、苦渋の決断をしました」

バス会社には4月から、運転手の労働時間の上限を引き下げたり、休息時間をより長く設けたりすることが求められています。

しかし、そのためには、これまでより多くの運転手が必要です。京浜急行バスではかねてから、この問題を見越して採用活動に力を入れてきましたが、十分な人数が確保できませんでした。

60代利用者

「年に3度ぐらい(利用します)。バスがなかったら、今後どうしようか。電車だったら、荷物が大変ですから。本当に困りますね。ぜひ再開お願いします」

羽田空港の利用者はコロナ前を上回る水準になっていて、京浜急行バスは「今後の動向を見ながら再開を模索する」ということです。

(「グッド!モーニング」2024年2月29日放送分より)