交際相手の娘を叩くなどして、けがをさせたとして40歳の男が逮捕されました。
【写真を見る】交際相手の6歳の娘の顔を「平手打ちしたり」「下半身を蹴る」など “けが” をさせた疑いで男を逮捕 虐待を受けていた年齢の約8割が『0歳から12歳』両親からの虐待がほとんど
傷害の疑いで逮捕されたのは、熊本市北区のアルバイト谷岡翔太(たにおか しょうた)容疑者(40)です。
谷岡容疑者は去年12月31日の夕方、一緒に住んでいた交際相手の6歳の娘の顔を平手打ちしたり、下半身を蹴ったりして、全治1週間のけがをさせた疑いが持たれています。
翌日の元日(1月1日)になって被害者の女の子が祖母の家に助けを求めたことで事件が発覚しました。
女の子は現在、児童相談所に保護されています。
警察の調べに対し谷岡容疑者は「嘘をついたり口ごたえをしたりするので、カッとなって暴力をふるった」と容疑を認めているということです。
警察は、家族からの聞き取りなどから谷岡容疑者が女の子に対し、常習的に暴力をふるっていた可能性があるみて、詳しく調べています。
田中洋平キャスター「対象が6歳の女の子で、しかも、人のお子さんじゃないですか。もう、考えられないですけれどもね」
上岡梨紗アナウンサー「ほんとに許せないですよね。こうしたニュースに『またか』と思われた方もいらっしゃるかと思うのですが…」
上岡アナ「熊本県の児童相談所にこの相談件数がどのくらい来ているか調べました」
上岡アナ「2022年度が最新のデータなのですが、2764件と過去最高です」
上岡アナ「過去10年分の数値なのですが、徐々に増えているのがわかります」
田中キャスター「単純に件数が増えているとも考えられるし、きちんと相談がされるようになってきてから表にこうやって数字が出てきたというのもあるのかもしれないですけど、それにしても良くないですよね」
上岡アナ「また、虐待を受けていた年齢の約8割が『0歳から12歳』で、また、両親からの虐待がほとんどだということでした」