ホストクラブで負った売掛金の返済などのために複数の男性から現金計約７１０万円をだまし取ったとして、大阪府警は２７日までに、詐欺容疑で、府内に住む無職の女（２０）を逮捕、追送検した。
「うそをついて現金を受け取ったことに間違いないが、働いて返す気はあった」と容疑を一部否認しているという。
府警曽根崎署によると、女は１９歳の時からホストクラブに通い始め、売掛金で数百万円の借金を負い、当時から返済や遊興費のために現金を詐取していたという。
逮捕、追送検容疑は昨年３～１０月ごろ、府内の路上などで、「財布をなくしたから家賃が払えない。３万円貸してほしい」などと声を掛け、２０～５０代の男性１０人から計約７１０万円をだまし取った疑い。