長野県警諏訪署は7日、レンタカー業者から乗用車を借りたまま返還しなかったとして、住所不定、自称飲食店従業員の男(20)を横領容疑で逮捕した。
発表によると、男は諏訪市内で昨年9月17日、同日午後8時までに返還する契約でBMWのスポーツカー(時価300万円相当)を借りた後、同20日まで延長すると携帯電話で連絡。その後、延長期限を過ぎても返還せず横領した疑い。男は「返すつもりだった」と容疑を否認しているという。
同署によると、男は借りた車で関西方面から九州に移動し、同23日に大分県宇佐市でトラックと衝突する事故を起こし、車を大破させた。10月には、東京都内で酒気帯び運転をしたとして道交法違反容疑で逮捕、起訴されている。
レンタカー業者によると、車を返却しない男を不審に思い、位置情報を調べて車が遠方に移動していることを確認。男が事故を起こす前の9月19日以降、諏訪署などに相談し、同25日に被害届が受理された。車の被害は弁償されておらず、業者は「容疑者は逃げることなく賠償面できちんと責任をとってもらいたい」とコメントしている。