群馬県警は28日までに、窃盗事件の公判期日に出廷しなかったとして、刑事訴訟法違反(公判期日への不出頭)の疑いで、住所不定の無職磯野修司容疑者(43)を逮捕した。県警によると「裁判が怖くなって逃げた」と容疑を認めている。逮捕は26日。昨年11月の改正刑訴法施行後、同容疑での逮捕は全国初とみられる。
逮捕容疑は窃盗事件の保釈中の被告人として、1月12日に前橋地裁太田支部で開かれる公判に出頭を命じられていたが、正当な理由なく出廷しなかった疑い。
昨年12月の初公判には出廷していた。今月26日に横浜駅(横浜市)で逮捕された。