きのう、羽田空港の滑走路で日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、警視庁はきょう午前11時すぎから、捜査員およそ30人態勢で、事故現場となった「C滑走路」と日本航空機の現場検証を行っています。今後、海上保安庁の航空機の機体の検証も行うということです。
海上保安庁の航空機には6人が乗っていましたが、そのうち5人が死亡。捜査関係者によりますと、警視庁は今後、この5人の遺体の司法解剖を行い、死因を調べるということです。
一方、海上保安庁の宮本元気機長(39)は大やけどを負い、病院に救急搬送されていましたが、現在、集中治療室で治療を受けているということです。意識はあり、命に別状はないということで、警視庁は容態が回復し次第、宮本機長にも事情を聴く方針です。