18日午前、佐賀県嬉野市で息子が運転する車にはねられ、89歳の女性が死亡しました。出勤する息子を見送っていたとみられるということです。

18日午前7時ごろ、佐賀県嬉野市嬉野町下野甲の路上で、64歳の会社員の男性が運転する乗用車が89歳の母親をはねました。

男性は出勤のため駐車スペースから車をバックで出していて、後ろに立っていた母親に気づかなかったということです。

母親は病院に搬送されましたが首の骨を折るなどしていて、その後、死亡が確認されました。

警察によりますと、男性の出勤時にはいつも母親が見送りをしていたということですが、男性は「けさは寒かったので見送りに出ている認識がなかった」と話しているということです。