ダイエット効果が確認されていない糖尿病治療薬を処方するオンライン診療で、トラブルが相次いでいる。
国民生活センターによると、ダイエットをうたうオンライン診療のおよそ9割が、ダイエット目的の使用で有効性や安全性が確認されていない糖尿病治療薬を処方しているとしている。
副作用の説明が不十分だったなどの相談が相次いでいて、2022年度の相談件数は125件と、前年度のおよそ4倍に増えたという。
国民生活センターは、医師から十分な説明を受けるよう注意を呼びかけている。