東京地裁などが入る裁判所合同庁舎
教え子だった少女に性的暴行を加えようとしたほか、教室で女児が着替える様子を盗撮したなどとして、準強姦未遂と児童買春・ポルノ禁止法違反(製造・所持)の罪に問われた東京都江東区立小の元教諭河嶌健被告(48)に東京地裁は21日、懲役5年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。
今井理裁判長は「健全な成長のため指導する立場にありながら性欲の対象として扱った卑劣、悪質な犯行で被害者の肉体的、精神的苦痛は甚大だ」と述べた。
準強姦未遂事件については、嫌がる被害者に無理やりキスをするなどのわいせつ行為を撮影したと認定した。