■刃物で刺され 倉敷で“夫婦殺傷”
2日、岡山県倉敷市で会社経営者の問田正さん(57)が殺害され、妻(50)も刃物で刺されて重傷を負った事件。21日、問田さんの妻への殺人未遂容疑で逮捕されたのは29歳の長男・直孝容疑者と自営業の村上航希容疑者(26)でした。
問田さんの妻
「男が家に入ってきて夫を刺した後に逃げた」
警察は2人のうち実行役は村上容疑者だったとしています。
村上容疑者を知る人
「今月1日(事件前日)に一緒に忘年会をした。普通でしたけど」
村上容疑者は3年ほど前から去年まで、この男性のもとでオーダースーツの販売をしていたといいます。
村上容疑者を知る人
「体は大きいけれど気の弱い子です。バッて言ったら黙るような、言い返すこともできないような子。もっとグイグイ営業して、と言ってもあんまりできないような子でした」
村上容疑者と直孝容疑者との関係については…。
村上容疑者を知る人
「30歳くらいの(知人)聞いたことがない。島根の子で野球している同級生とか、こっちに住んでいる子がいるとは聞いたけど…」
警察は村上容疑者は直孝容疑者と何らかの面識があり、いわゆる“闇バイト”的な実行役ではないとしています。一方、直孝容疑者は事件当時、現場の住宅の中にいなかったということです。
■逮捕の長男「殺される父では」
父・正さんが営む会社の役員をしている直孝容疑者。事件の1週間後には、周囲の人に「殺されるような父ではなかった」「マスコミとかが来て迷惑を掛けるかもしれないですけど、これからもよろしくお願いします」と話していたといいます。