仙台市出身のプロフィギュアスケーター、羽生結弦さん(29)と郡和子仙台市長の対談を載せた「仙台市政だより」1月号が、フリーマーケットアプリ「メルカリ」に相次いで出品されていることがわかった。
市は「希望者には郵送しているので出品・購入しないでほしい」と呼びかけている。
1月号は、羽生さんが表紙を飾り、冒頭4ページにわたって対談を掲載。羽生さんは対談で、地元・仙台への思いや今後の展望などを語っている。26日から市民に無料配布を始めた。
市によると、メルカリでの出品は26日からあったといい、28日午後5時半現在では140件以上の出品が確認できた。300~1000円程度で出品されているものが多く、10冊まとめて1900円で買い手がついた出品もあった。
市は1月号に限り、郵送依頼を受け付けている(郵送代は希望者負担)ほか、市ホームページでも閲覧できるようにしている。市広報課の担当者は「十分な数を用意している。必要な市民のもとに届くよう、正規ルートで入手してほしい」と話した。郵送の依頼は28日時点で576件あったという。