22日、福井・鯖江市の住宅の庭にクマが現れた。クマは柿の木に登って実を食べたあと、一晩下りてこなかった。市の職員が監視を続け、23日午前3時半ごろ、山に帰っていったという。
黒く大きな体は、庭の木の陰から現れた。
22日、福井・鯖江市の住宅の庭にクマが現れた。
狙いは柿の木だった。一瞬、あたりを警戒すると、さらに上へと登り、実を食べたという。
家の中にいた女性は、木の上にいるのがクマだと思っていなかったという。
家の中にいた女性は「お父さんやと思って、『お父さん、ご飯やで』って呼んで、そしたら誰も返事しない。バキバキ、バキバキって言うので、ちょっとのぞいてみたら、クマだった」と、当時の様子を語った。
父親かと思ったら、クマ。さらに、柿を食べたクマは思わぬ行動に出ていた。
一晩、柿の木から下りてこなかったのだ。女性は「怖かったですね。あれがみんなを襲うんだろうなと」話した。
市の職員が監視を続けていたところ、クマは23日午前3時半ごろ、山に帰っていったという。(「イット!」 11月23日放送より)