実業家の前澤友作氏(48)が27日、東京・日本橋三井タワー1Fアトリウムで行われた「映画『僕が宇宙に行った理由』特別展」のオープニングイベントに出席した。前澤氏が地球に帰還する際に登場した「ソユーズ」の帰還モジュールを日本初公開し、宇宙旅行を振り返った。
【写真】搭乗した宇宙船の帰還モジュール 前澤氏らを乗せたソユーズ宇宙船「MS-20」は、日本時間の2021年12月8日午後4時38分にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からISS国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられた。その後、約12日間にわたりISSに滞在。同20日午後0時13分にカザフスタン・ザナアルカ地区に着陸、無事地球に帰還した。

宇宙旅行中、宇宙服を着ているため、会話は無線で行われていた。前澤氏は「私語をすると、船長に怒られる」として、私語を控えていたそう。しかし、「窓から見える地球を見ると『うわっ、すっげぇ』と声に出てしまうんです。その都度、船長に『しっ!』って」と私語で忠告を受けたことを告白。「(船長がやり取りしている)無線が聞こえなくなるので、ちょくちょく注意されてしまうんです」と明かした。 私語を慎んだ中でも、地球を見た感動は格別だったという。前澤氏は「最初にキレイな地球を見たのは平野(陽三氏)なんです。僕の窓からは見えなくて、先に見やがってるんです」と悔しげだった。 今作は、前澤氏が日本の民間人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)に滞在した12日間と、宇宙に飛び立つまでの道のり、地球へ帰還した後まで密着したドキュメンタリー映画。監督を務めた平野氏は、前澤氏の宇宙旅行に同行し、撮影を担当した。 イベントでは、前澤氏が地球に帰還する際に登場した「ソユーズ」の帰還モジュールの実機を自らアンベール。特別展は、日本橋を舞台に「宇宙の仕事」を身近に体幹できるイベント「HELLO SPACE WORK!NIHONBASHI 2023」内のコンテンツとして、きょう27日から12月3日まで展開し、帰還モジュールのほか、大型パラシュート、実際に着用した宇宙服を展示する。
前澤氏らを乗せたソユーズ宇宙船「MS-20」は、日本時間の2021年12月8日午後4時38分にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からISS国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられた。その後、約12日間にわたりISSに滞在。同20日午後0時13分にカザフスタン・ザナアルカ地区に着陸、無事地球に帰還した。
宇宙旅行中、宇宙服を着ているため、会話は無線で行われていた。前澤氏は「私語をすると、船長に怒られる」として、私語を控えていたそう。しかし、「窓から見える地球を見ると『うわっ、すっげぇ』と声に出てしまうんです。その都度、船長に『しっ!』って」と私語で忠告を受けたことを告白。「(船長がやり取りしている)無線が聞こえなくなるので、ちょくちょく注意されてしまうんです」と明かした。
私語を慎んだ中でも、地球を見た感動は格別だったという。前澤氏は「最初にキレイな地球を見たのは平野(陽三氏)なんです。僕の窓からは見えなくて、先に見やがってるんです」と悔しげだった。
今作は、前澤氏が日本の民間人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)に滞在した12日間と、宇宙に飛び立つまでの道のり、地球へ帰還した後まで密着したドキュメンタリー映画。監督を務めた平野氏は、前澤氏の宇宙旅行に同行し、撮影を担当した。