《この度、四一餃子 冷凍餃子無人販売所 福山春日支店を11月いっぱいで閉店することになりました》
10月30日にX(旧Twitter)でこう発表したのは、かつて“ホリエモン”こと堀江貴文氏(51)とのトラブルで注目を集めた広島・尾道の餃子店「四一餃子」。
本店とは別に営業する無人販売所を閉店するようだが、その理由についてこう綴られている。
《堀江事件の影響による妻の体調不良、その後も続いた堀江からの誹謗中傷の動画やツイートによって精神的なダメージを負ってしまい、仕事に関わることが困難になり家を離れて静養することになってしまいました》
《そのため店主一人で尾道店の営業と冷凍餃子の製造、さらに家事を頑張ってきましたが、精神的、体力的にも福山店に時間を割く余裕が無くなり閉店を決断せざるを得なくなりました》
堀江氏との間で勃発したトラブルは、コロナ禍真っ只中だった’20年9月にさかのぼる。
「当時、同行者がマスクをしていなかったことで入店拒否されてしまった堀江さんは、その経緯をFacebookに投稿。店側もブログで反論したことから、SNSで論争に発展することに。いっぽう堀江さんが『尾道の数字から始まる餃子店』と店名を特定できるような表現で店を批判したこともあり、嫌がらせの電話など営業妨害を受けた店は一時的に休業してしまったのです」(WEBメディア記者)
同年10月には“ひろゆき”こと西村博之氏(46)がXで、《クラウドファンディングとかでお金集めて、通販とかデリバリーで再開するとかどうですかね?サイト作る人居ないとかだったら、手伝いますよ》とアドバイス。店側も冷凍餃子のネット通販を手がけるべくクラウドファンディングを立ち上げ、最終的に約1540万円の寄付金が集まることに。ひろゆき氏も支援したことを明かしていた。
だがいっぽうで、堀江氏は自らの行動を省みることはなかったようだ。今年9月にXで騒動を蒸し返すコメントが寄せられると、《餃子屋に対して俺は一ミリも悪いことしてない。だから謝る根拠はないし、補償金?なんだそれ笑。ひろゆきに唆されてクラファンで焼け太ってるだろ奴は》と一蹴。
餃子店に手を差し伸べたひろゆき氏に対しても、《一見もっともらしそうに見えるけど、彼は単に私を使って、困ってる私を世間に晒して、面白がって遊んでるだけ》と言及。続けて、《あの奥さんを精神的に追い込んでるのはそもそも餃子屋の旦那だからな。。》と店主をも批判していた。
堀江氏の投稿を受けて店主は、《色々ショック過ぎて寝れない… 妻は働くことも家にも帰れなくて、家族全員が辛い思いを我慢して店を守ろうと必死で頑張ってるのに。妻を追い込んだのは俺ってか!絶対に許せない》と吐露していた。
騒動の末に無人販売所を閉店せざるを得なくなったという餃子店。Xでは惜しむ声が寄せられている。
《本当に残念でなりません》《美味いギョウザだったのにもったいない!》《同じ福山市に住む者として、悲しく思います。 奥様の心身が癒え、一日でも早く平穏が戻ることをお祈りしています》
店主の悲痛な思いを、堀江氏はどのように受け止めるだろうか。