実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(51)が28日、自身のユーチューブチャンネルで河野太郎デジタル大臣がスマホ使用を注意されたことに疑問の声をあげた。
河野大臣は27日の参議院予算委員会で「2019年3月当時の外相が誰だったか」という質問を受けた際にスマホを使用して調べようとし、参院委員長から注意された。
この問題について堀江氏は「その当時、大臣が誰かなんて河野さんも覚えていないでしょう。デジタル大臣はデジタル化を推進しようとしている立場の人。こういう人に対し“ルールだから”とか言うのはおかしい。だったら変えろよ、と思う」と持論を展開。
さらに「ルール至上主義で、全く合理的ではない」と指摘した上で、ゴルフ場のエチケット委員会を例にあげ「ポロシャツをインしないと、告口される。それが正義だという人がいるのは信じられない」とあきれた口調で話した。
その上で「エロ動画見てたら問題だけど、調べるなら問題ないでしょう」と話し「河野さんもわざとやったんじゃないかと思っている。ルールを知らないはずがないですから」と、ルールに疑問を持つ河野大臣がこの問題で世間の耳目を集めることが目的ではないか…という推察も披露している。
現行ルールでは委員会室ではタブレット端末やノートパソコンの使用は認められているが、スマホは認められていない。自席で端末で調べ物をして答弁に立つのは認められている。議員からもこうした現行ルールを疑問視する声も出ている。