猛暑や厳寒に備えて獣舎のエアコン配備などを進めるため、埼玉県の狭山市立智光山公園こども動物園は募金を受け付けている。
「テンジクネズミが暑さでぐったりしている」「カワウソが寒さで毛を乾かせない」といった動物の窮状を救う支援を求める。
寄付は1口1000円からで、1万円以上の寄付者にはオリジナルグッズ、10万円以上の寄付者には園長による園内ガイドなどの特典をつける。集まった資金は、冷房やヒーターの配備のほか、草木や砂の入れ替え費用に充てる。
同園は約3・3ヘクタールの敷地で、ペンギンやカワウソなど94種695匹を飼育・展示している。入園料は200円で、入園者から「安すぎて不安。何かできることはないか」と申し出を受けることもあり、寄付の募集を思い立ったという。
2024年1月31日まで。申し込みは同園ホームページ(https://www.parks.or.jp/chikozan/guide/005/005092.html)へ。