億万長者は、いうならばお金に溺愛されている人。数多くの億万長者の相続税調査を担当し、会社経営者や資産家に取材する機会も多い元国税専門官の小林義崇さんに、お金に愛される人たちの特徴を聞きました。今回は「いつまでもお金が貯まらない人」編です。
お金に愛されない人=お金が貯まらない人の特徴もチェック! 当てはまることがあったら、今すぐ見直して。
「安売りしていると買わないと損な気がする人や、Amazonや楽天市場のセールが始まると買うものをわざわざ探すような人は、ムダづかいに走りがちです」
「毎朝カフェラテを買うのが習慣になっているのは貯まらない人。1回の出費は数百円でも『ちりも積もれば』で大きな出費になることに気づいていないのは危険です」
「新製品にすぐさま飛びついたり、SNSではやっているものを自分が持っていないと不安になる人が多いようです。周りに流されてお金を使う人は貯まりません」
「使わなくなったサブスクを放置するのは、知らないうちにお金が漏れているのと同じ。なんとなくお金を使うのではなく、使った意識をもつことがムダづかいの防止に」
「不景気だから、物価高だから、お金が貯まらなくてもしょうがないで終わってしまうと、いつまでたっても貯まりません。世間がどうであれ、貯める方法を考えるのが大切」
「ものが多いのは、それだけ買ったという証拠。出費が多ければ、貯蓄に回せるお金は当然少なくなります。また、ものが多いと管理が行き届かず、ダブリ買いの原因にも」