睡眠薬入りの飲み物を飲ませ、女性10人に性的暴行を加えた罪などに問われた男に、懲役25年の実刑判決が言い渡された。
元リクルート関連会社の社員・丸田憲司朗被告(33)は、2017年から2020年にかけて、OB訪問に来た女子大学生ら10人に、睡眠薬入りの飲み物を飲ませて、性的暴行を加えた罪などに問われている。
東京地裁は、判決で「被害者らの尊厳を無視して、性欲のはけ口として扱う非道な犯行」と指摘した。
そのうえで、「約3年6カ月にわたり、10件もの犯行を繰り返していて、常習性が顕著」と述べ、丸田被告に懲役25年の判決を言い渡した。