袋に次々と商品を詰めていく人物、肉の販売店を狙った窃盗犯。
防犯カメラは、大胆な犯行の一部始終をとらえていた。
事件は8月28日、大阪・枚方市にある肉の無人販売店で起きた。
午前6時前、グレーのTシャツにハーフパンツ姿の人物が、冷凍ケース内の商品を品定め。
店内をひと通り見終えると、何も買わずに店を出て行った。
約10分後、同じ人物が再び姿を現す。
この時、店内にほかの利用客はいなかったものの、ポケットからマスクを取り出し着用。
顔の半分がマスクで隠れると、手に取った商品を袋の中に入れ始めた。
次から次へと入れた商品で、袋はすでにパンパンの状態だが、さらに詰めていく。
すると、重さに耐えきれなかったのか、袋の持ち手部分が切れてしまった。
このあと、選んだ商品を新しい袋に詰め替えると、代金を支払うことなく、姿を消した。
盗まれたのは、サーロインステーキなど10点。
オーナーによると、被害額は6400円だという。
被害店のオーナー「ああ…という感じで、残念な気持ちが大きくて、こういったことがあると営業も厳しくなってくる…」
店は、被害届を提出。警察は、窃盗事件として捜査を進めている。(「イット!」9月4日放送)