川崎市立稲田小(多摩区)の教諭がプールに注水する際に誤って大量の水を流出させた問題で、市が教諭と校長に水道代の半額約95万円を請求したことに対し、取り下げを求めるインターネット署名3800筆超が13日、市へ提出された。提出に立ち会った川崎市教職員連絡会議役員で元市立中教諭の大前博さん(73)は「予防策は十分だったか検討し明らかにすべきだ」と話している。
プールの水大量流出、教諭賠償巡り抗議殺到 市長発言で 5月に男性教諭が注水を6日間止め忘れ、プール6杯分の水が流出し、水道料金は約190万円になった。市教育委員会は本人の聞き取りや他自治体での類似事例などを踏まえ半額を請求した。
これに対し、インターネット上では「個人に負担させるのはかわいそう」「教師のなり手がいなくなる」といった批判が拡大した。福田紀彦市長が8月の記者会見で正当性を主張するとさらに白熱。市教委によると約580件の意見が寄せられ、大部分は批判という。 ネット署名は横浜市在住の現職教員が呼びかけ、13日に市側に提出した。大前さんは「教師が安全に働ける環境を作らなければ、川崎の教育が傷つく」と話している。市教委の担当者は「現状、請求を取り下げることはない」と話している。【和田浩明】
5月に男性教諭が注水を6日間止め忘れ、プール6杯分の水が流出し、水道料金は約190万円になった。市教育委員会は本人の聞き取りや他自治体での類似事例などを踏まえ半額を請求した。
これに対し、インターネット上では「個人に負担させるのはかわいそう」「教師のなり手がいなくなる」といった批判が拡大した。福田紀彦市長が8月の記者会見で正当性を主張するとさらに白熱。市教委によると約580件の意見が寄せられ、大部分は批判という。
ネット署名は横浜市在住の現職教員が呼びかけ、13日に市側に提出した。大前さんは「教師が安全に働ける環境を作らなければ、川崎の教育が傷つく」と話している。市教委の担当者は「現状、請求を取り下げることはない」と話している。【和田浩明】