酒に酔って女性警察官の体を触るなどしたとして、奈良県警は、県内の警察署に勤務する50歳代の男性警部を本部長注意の処分とした。
3日付。
県警によると、男性警部は6月16日夜、県内の飲食店で行われた、県警の柔道・剣道大会に出場した署員の慰労会で、女性署員の背中をなでたほか、別の署員4人の頭を軽くたたくなどした。酒に酔った状態で、上司がその場で注意した。
男性警部は「スキンシップのつもりだった。本当に申し訳ない」と話しているという。県警監察課は「職員への指導を徹底し、再発防止に努めていく」としている。