全国の学校や自治体などに、「爆弾を仕掛けた」などとファックスを30万件以上送ったとみられる20代の男2人が逮捕された。
大熊翔容疑者(26)と佐藤直容疑者(22)は今年1月、目黒区の東京音楽大学に「高機能爆弾を334個しかけたナリ」などど書かれたファックスを送り、業務を妨害した疑いが持たれている。2人は、発信元を匿名化するサーバー「Tor」を経由し、事件と関係のない弁護士の名義でファックスを送っていた。調べに対し、2人は容疑を認めている。
2人は今年1月から5月までに、同様のファックスを全国の学校や自治体などに30万件以上送ったとみられていて、警視庁は余罪があるとみて調べている。