元関脇・嘉風(現・中村親方、41)の元妻A子さん(44)と男性(50)の遺体が発見されたのは今年7月21日のこと。変わり果てた姿で2人が見つかったのは、東京都中央区にあるタワーマンションの一室だった。
【写真】高級ホテルでのA子さんと男性の姿ほか「発見された離婚前の披露宴写真」男性が遺したSNSでのメッセージ「2人とも胸から血を流して倒れており、付近には男性が栃木県公安委員会から所持の許可を受けた猟銃が落ちていた。警察はどちらかが先に発砲して、その後に自殺したものとみて捜査しています」(全国紙記者)

事件当日、2人の間に何があったのか。NEWSポストセブンでは亡くなった男性が生前、SNSに残していた“意味深な言葉”の一部を報じているが、男性のメッセージが他にもあることがわかった。このメッセージから、A子さんとの間に起きたトラブルのきっかけなど、事件の真相が浮かび上がってきた──。「変死体」騒動の全真相 事件当日の7月21日午前10時頃、亡くなった男性の妻を名乗る女性から「別居している夫から自殺をほのめかす電話があり、様子を見に来たがオートロックで入れない」との110番通報で事件が発覚。男性とA子さんは不倫関係だった。 男性とA子さんのSNSには高級ホテルを訪れたり、予約困難なレストランでの食事やプレゼントした豪華な品物の数々が複数アップされていた。だが、8月23日に配信された「集英社オンライン」では亡くなった男性について、古くからの友人に取材し、次にように証言を報じている。〈メディアでは『建設会社の社長でお金持ち』みたいな表現で伝えられていたけど、実はB(男性)の会社、何年か前からクビが回らなくなってたのよ〉〈タワマンに住めるほどの金持ちなんかじゃなくて、会社の借入金に手をつけて都内で豪遊していただけ〉 友人の証言が事実だとすれば、男性の生活は困窮し、かなり追い込まれていたようだ。男性は亡くなる前に、24時間以内でメッセージが消去されるSNSの機能を使い、A子さんとの関係をめぐる絶望感をこう記していた。《本当に好きで信じていたので もう立ち直れません。 好きな人の名前も知らずに付き合うってどれだけ辛いかわかりますか? 都合の良い存在だったののだな?と思いもしますが、書ききれない嘘が全て一気にわかってしまったので もう立ち直れませんし、誰も信じられないです》(誤字などは原文ママ・一部中略、以下同) すでに報じられている通り、A子さんは同棲していた男性に対して偽名を使い、年齢も5歳偽っていたとみられている。男性は何らかのきっかけで真実を知り、大きなショックを受けた。さらに、メッセージからは、A子さんが捨てずに持っていた披露宴の写真から隠された過去を知ったこともうかがえる。《本当の事をキチンと教えて貰いたかったなー。離婚前の結婚披露宴の写真が私のマンションの彼女の物置から見つかった時は『なぜ捨ててないのか』と思い、もう元旦那とは関わりたく無いとも逝っていたのにとても悲しい気持ちになりましたし、1番引っ越しの時に処分していると思っていたので本当に悲しかった。一気に知りたく無い事が一気に噴出したのでもう私の心は死んでいました。彼女の前では披露宴の写真がある事は知らないふりをしていましたが偽名で一年半本当に好きな人の1番肝心な事を知らずに過ごしたのが都合の良い存在だと思うばかりでした》 同棲していたのに自らの素性を偽り、隠し続けてきたA子さんへの疑惑は、強い不信感へと変わる。そして、A子さんの前夫が元関取・嘉風と知り、子供への暴行で逮捕歴があったことも把握。そんな中、A子さんと行動をともにするなかで使った金銭は巨額なものだった。《野暮な話ですが、一年二ヶ月で彼女に使った金額は6000万円以上なので彼女には大した金額では無いかも知れませんが、好きな物をプレゼントして全て嘘で固められてるのは本当に悲しくもあり、都合のよい存在だと思ってしまうのは仕方ないと思います。名前や生い立ちを教えてもらえないのは本当に人間不信です。 有名人と結婚してるのは薄々感じていましたが相撲取りの嘉風と結構(※編注/結婚)してたのも教えて欲しかった。私は全てを教えていたので、こちらから腹を割って話しても最後まで腹を割って話して貰えないのは誠都合が良い存在だと思ってしまう》 A子さんがInstagramなどで公開していた豪華な食事やブランド物などのセレブ生活の一端は、この男性からのプレゼントなどによって支えられていたとみられる。しかし、2人の交際はA子さんがついていた嘘が発覚したことによって破綻を迎えたようだ。 男性は誰に向けて言葉を綴っていたのか。1600文字にわたるこのメッセージが真相解明の糸口となりそうだ。
「2人とも胸から血を流して倒れており、付近には男性が栃木県公安委員会から所持の許可を受けた猟銃が落ちていた。警察はどちらかが先に発砲して、その後に自殺したものとみて捜査しています」(全国紙記者)
事件当日、2人の間に何があったのか。NEWSポストセブンでは亡くなった男性が生前、SNSに残していた“意味深な言葉”の一部を報じているが、男性のメッセージが他にもあることがわかった。このメッセージから、A子さんとの間に起きたトラブルのきっかけなど、事件の真相が浮かび上がってきた──。
事件当日の7月21日午前10時頃、亡くなった男性の妻を名乗る女性から「別居している夫から自殺をほのめかす電話があり、様子を見に来たがオートロックで入れない」との110番通報で事件が発覚。男性とA子さんは不倫関係だった。
男性とA子さんのSNSには高級ホテルを訪れたり、予約困難なレストランでの食事やプレゼントした豪華な品物の数々が複数アップされていた。だが、8月23日に配信された「集英社オンライン」では亡くなった男性について、古くからの友人に取材し、次にように証言を報じている。
〈メディアでは『建設会社の社長でお金持ち』みたいな表現で伝えられていたけど、実はB(男性)の会社、何年か前からクビが回らなくなってたのよ〉
〈タワマンに住めるほどの金持ちなんかじゃなくて、会社の借入金に手をつけて都内で豪遊していただけ〉
友人の証言が事実だとすれば、男性の生活は困窮し、かなり追い込まれていたようだ。男性は亡くなる前に、24時間以内でメッセージが消去されるSNSの機能を使い、A子さんとの関係をめぐる絶望感をこう記していた。
《本当に好きで信じていたので もう立ち直れません。 好きな人の名前も知らずに付き合うってどれだけ辛いかわかりますか? 都合の良い存在だったののだな?と思いもしますが、書ききれない嘘が全て一気にわかってしまったので もう立ち直れませんし、誰も信じられないです》(誤字などは原文ママ・一部中略、以下同) すでに報じられている通り、A子さんは同棲していた男性に対して偽名を使い、年齢も5歳偽っていたとみられている。男性は何らかのきっかけで真実を知り、大きなショックを受けた。さらに、メッセージからは、A子さんが捨てずに持っていた披露宴の写真から隠された過去を知ったこともうかがえる。
《本当の事をキチンと教えて貰いたかったなー。離婚前の結婚披露宴の写真が私のマンションの彼女の物置から見つかった時は『なぜ捨ててないのか』と思い、もう元旦那とは関わりたく無いとも逝っていたのにとても悲しい気持ちになりましたし、1番引っ越しの時に処分していると思っていたので本当に悲しかった。一気に知りたく無い事が一気に噴出したのでもう私の心は死んでいました。彼女の前では披露宴の写真がある事は知らないふりをしていましたが偽名で一年半本当に好きな人の1番肝心な事を知らずに過ごしたのが都合の良い存在だと思うばかりでした》
同棲していたのに自らの素性を偽り、隠し続けてきたA子さんへの疑惑は、強い不信感へと変わる。そして、A子さんの前夫が元関取・嘉風と知り、子供への暴行で逮捕歴があったことも把握。そんな中、A子さんと行動をともにするなかで使った金銭は巨額なものだった。
《野暮な話ですが、一年二ヶ月で彼女に使った金額は6000万円以上なので彼女には大した金額では無いかも知れませんが、好きな物をプレゼントして全て嘘で固められてるのは本当に悲しくもあり、都合のよい存在だと思ってしまうのは仕方ないと思います。名前や生い立ちを教えてもらえないのは本当に人間不信です。
有名人と結婚してるのは薄々感じていましたが相撲取りの嘉風と結構(※編注/結婚)してたのも教えて欲しかった。私は全てを教えていたので、こちらから腹を割って話しても最後まで腹を割って話して貰えないのは誠都合が良い存在だと思ってしまう》
A子さんがInstagramなどで公開していた豪華な食事やブランド物などのセレブ生活の一端は、この男性からのプレゼントなどによって支えられていたとみられる。しかし、2人の交際はA子さんがついていた嘘が発覚したことによって破綻を迎えたようだ。
男性は誰に向けて言葉を綴っていたのか。1600文字にわたるこのメッセージが真相解明の糸口となりそうだ。