きょう午前、茨城県水戸市の住宅で妻を包丁で切りつけ殺害しようとしたとして、76歳の夫が現行犯逮捕されました。
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは無職の大槻陽一容疑者(76)です。
大槻容疑者は午前9時半ごろ、水戸市東野町の自宅で妻(74)の両腕を包丁で切りつけ殺害しようとした疑いがもたれています。
警察によりますと、妻は大けがを負ったものの命に別状はないということです。
この家には大槻容疑者と妻、息子夫婦が住んでいて、「父親が2階で包丁を持って暴れている。母親が刺されたかもしれない」と家族が110番通報して、事件が発覚しました。
近くにいた男性「中でちょっと怒鳴り声は聞こえるなぐらいな感じだったんですけど。助けてくれみたいな、家の人が言ってて、包丁持ってて暴れてるだのなんだのって言ってて、ちょっとなんかパニックになってる状態」
取り調べに対し、大槻容疑者は妻を切りつけたことは認めているものの殺意については否認しています。