8月17日に富山市で金沢市に住む男子大学生が車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、警察は69歳の男を道路交通法違反などの疑いで27日、逮捕しました。
ひき逃げの道路交通法違反と自動車運転処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、富山市婦中町のアルバイト店員・横井徹哉容疑者(69)です。
富山西警察署によりますと、横井容疑者は、8月17日午後11時ごろ、富山市婦中町の市道で、実家に帰省していた金沢市太陽が丘の大学生・山田翔向さん(19)を軽乗用車ではね死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。
警察によりますと、横井容疑者は富山市内の自動車販売店で「車を乗り換えたい」として乗っていた軽乗用車下取りに出し、同じ型の中古自動車を購入。その後、この自動車販売店から下取りした車に事故の痕跡があると警察に情報提供があり、横井容疑者の関与が浮上したということです。
調べに対し、横井容疑者は「今は話したくない」と供述しているということです。