元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が4日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。日大アメリカンフットボール部員の大麻所持疑惑について言及した。
同部の寮(東京都中野区)から乾燥大麻と覚醒剤成分を含む錠剤が見つかり、警視庁薬物銃器対策課が3日、覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反容疑で寮を家宅捜索。所有者の特定や入手ルートの解明を急ぐ。
林真理子理事長(69)は、2日夕方に報道陣の取材に応じた際に「違法な薬物が見つかったとかいうことは一切ございません」「私も学生を信じたいという気持ちでいっぱいでございます」と疑惑を否定。3日になって一部マスコミの取材に「“今のところは”見つかっていないという意味」と釈明したが、6月末には大学関係者が学内での調査を始めていたとの情報もある。すでに警視庁が植物片などのブツを押収していたにもかかわらず、林理事長はなぜ「違法な薬物が見つかったということは一切ございません」と答えたのか。即時の情報共有がされず“蚊帳の外”に置かれていた可能性もある。
一茂は「残念ですよね、2018年の悪質タックルの問題から。本当に僕ら大学の時も日大アメフト部と言ったら名門で、京大と双へきでしたから。それがあのような形で、やった本人もチーム内も含めて、これから何とかしていかないといけないと。実際に2部に落ちたりして、その後に戻ってきて優勝をするというところまでいって、やっと名誉挽回できたかなというところだったのに、またこういう…。残念だなって思いますよね」と感想。
「林理事長のコメントは、いずれにしても、知らなかったにしても理事長としての器がなかったと思います」と自身の受け止めを話した。