北朝鮮が19日未明、日本海に向けて弾道ミサイル2発を相次いで発射した。
いずれも、日本のEEZ(排他的経済水域)の外側に落下している。
防衛省によると、19日午前3時29分と45分ごろ、北朝鮮の西の海岸付近から、2発の弾道ミサイルが東の方向に発射された。
ミサイルの最高高度は50kmほどで、1発目はおよそ550km、2発目はおよそ600km飛び、いずれも日本のEEZの外側に落下したとみられる。
浜田防衛相「われわれとしては容認することはできません。今のところ被害状況については何も入っていません」
ミサイルは変則軌道で飛んだ可能性があるということで、防衛省は分析を続けている。
北朝鮮は12日に、ICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射しているが、韓国軍は、19日に発射されたのは短距離弾道ミサイルだとしている。
韓国・釜山(プサン)には18日、アメリカの戦略原子力潜水艦が入港していた。