埼玉・寄居町の荒川で22日、川遊びに来て遊泳禁止の場所を泳いでいたブラジル人の男性が、川に流され死亡した。
22日正午すぎ、寄居町の荒川で「人が溺れている」と通報があった。
警察によると、群馬・太田市に住む派遣社員のブラジル人の男性(39)が、家族4人でバーベキューに訪れ川辺で遊んでいたところ、1人で対岸に向かって泳ごうとして流されたという。
男性は、およそ50メートル下流の水中で見つかり、病院に搬送されたが、その後死亡が確認された。
現場の川は、地元でも流れが速いことで知られ、遊泳禁止とされている場所で、2022年も水難事故が起きていた。