いくら荒(すさ)んだ世の中とはいえ、いや、だからこそ教育現場に課された「人の道」を説く責務は重いはずだ。しかし、巨大教育機関「帝京大学グループ」の“ドン”は……。学生にはとても聞かせられない同大学長の怒声と罵声を、入手した音源に基づいて再現する。
***
【決定的証拠】「お!ま!え!がやった!」帝京大学学長の凄絶パワハラ音声を聞く「お前がやったんだ!!」 五十路の男が尋常ならざる怒声を張り上げている。「お! ま! え! が! やった!!」 男は「お前」呼ばわりをやめない。

「お前がやったんだよぅ!!」 興奮のあまりか、男の言葉は語尾が独特なものへと変化していく。そして……。「刑事訴訟さ、やってやる!」帝京大学板橋キャンパス 男はついに相手を“恫喝(どうかつ)”するに至る。その咆哮(ほうこう)は、「このハゲ・真由子」の異名を誇る豊田真由子元代議士に勝るとも劣らない“激情”に満ちていた――。“私学の雄” 世知辛い時代にあって、企業はもちろんのこと、学校も経営難にあえいでいる。不景気だけでなく「超」の付く少子化が襲い掛かっているのだから、運営資金の確保に四苦八苦なのは当然であろう。 そうした世情のなか、ひときわ気を吐く“私学の雄”が存在する。「帝京大学グループ」だ。“旗艦校”であり、2018年にはラグビー全国大学選手権で前人未到の9連覇を達成し栄華を極めた帝京大学をはじめ、帝京科学大学、また甲子園の常連である帝京高校、中学校、小学校、幼稚園、はたまた帝京大学医学部附属病院に株式会社帝京サービス……。約50もの教育機関や医療機関等を擁する一大グループのなかでも、近年、人口に膾炙しているのは帝京平成大学の名ではないだろうか。〈帝京平成大学のここがすごい! 東京、千葉に四つのキャンパス。全国有数の国家試験合格者数! 実る、学びを。帝京魂〉 某コンビニに足を踏み入れると頻繁に流れてくるこのCM。どこか引っ掛かりを覚える“自慢臭”と、何度も流されることによる“刷り込み効果”で、記憶に残っている方も多いに違いない。帝京高校野球部OBとして知られる、とんねるずの石橋貴明が繰り返しアピールして有名になった「帝京魂」というフレーズを連呼する宣伝効果は絶大なものといえよう。帝京大学の資産は6千億円超 有名声優を起用したこのCMを相当回流しているという事実は、すなわちそれが可能なだけの資金があることを物語っている。 事実、帝京大学の資産は約6363億円と早慶をしのぎ、全大学の中で東大、日大に続く第3位の位置を占めている。帝京平成大学のそれも2133億円で、両大学を合わせるだけで資産は1兆円に迫ろうかという巨大教育機関なのだ。 同グループは「学校法人帝京大学」「学校法人帝京平成大学」など八つの学校法人等で形成されるが、両法人の理事長を務め、「グループの天皇的存在」(帝京大学グループのある教授)であるのが冲永佳史(おきながよしひと)氏(50)だ。帝京大学では彼が学長も兼ねている。「冲永夫妻に意見できるものはいない」 愛媛県出身の冲永荘兵衛が1931年に設立した「帝京商業学校」を起源とする同グループは、代々、「冲永一族」が取り仕切ってきた。先代の覚えがめでたかった佳史氏が3代目となり、目下、グループ内で絶大な権力を誇るという。それを物語るように、帝京平成大学の学長は佳史氏の妻である寛子氏が務め、「グループ内で『冲永夫妻』に意見できる者はまずいない」(同)とされる。 こうして莫大な資産を誇る巨大教育機関の「長」として君臨する佳史氏は、当然、教育者としての一面を持つ。自身は慶應大学卒業、同大学院修士課程修了である佳史氏は、帝京大学の学長としてこう謳(うた)っている。「2016年、本学は創立50周年を迎えました。その記念すべき年を越えて次の50年、本学がさらにどのように成長し、その成長力によって社会にいかに貢献していくか。この大きな課題についても、私たちは引き続き思索を重ね、さまざまなプランを打ち出していきます」(同大ホームページより) しかし、佳史氏が掲げる社会貢献は、残念ながら画餅に帰する可能性が高い。なぜなら、社会貢献には欠くことができない「社会人としての常識」を、悲しいことに学長自身が備えているか疑わしいからである。そう、冒頭の発言の主は佳史氏その人なのである……。理事会に“乱入” 遡ること2カ月半の5月29日、佳史氏の姿は帝京大学霞ヶ関キャンパス(東京都千代田区)にあった。 平河町森タワーの9階に陣取る同キャンパスでは、その日、帝京大学グループのひとつである「学校法人荘山学園」の役員を改選するための理事会が開かれていた。「荘山学園の理事長は佳史さんのお母様が務めていますが、体調が優れず、佳史さんの実の兄である、理事長代行の冲永荘八(しょうはち)さんが事実上“トップ”の座にあります。ところが、荘八さんと佳史さんは折り合いが悪くて……」 と、帝京大学グループの関係者が声を潜める。「グループ内で“天皇”として権勢を振るう佳史さんですが、4歳上の荘八さんは目の上のたんこぶなんです。他の職員らは言うことを聞くのに、お兄さんである荘八さんだけは物申してくる。佳史さんからすれば、荘八さんさえいなければ完全にグループを意のままにできるという気持ちがあるのでしょう。ですから、荘八さんが荘山学園の事実上のトップであることが気に入らないのだと思います。荘山学園においては、佳史さんは一評議員に過ぎませんからね」 こうした佳史氏による「兄排除」の思惑からなのか、この日の荘山学園の理事会を巡って次のようなことが起きていた。「理事会の前に、荘八さんサイドの人事案とは異なる人事案を“佳史派”が出してきて対立する事態になってしまったんです。そのため理事会では、人事をどうすべきかが話し合われているところでした。評議員である佳史さんは外で待機していた。ところが、しびれを切らした佳史さんが理事会に“乱入”したんです」(同)「ふふふ風説の流布」 その際のやり取りの一部が冒頭で紹介したものである。つまり佳史氏は、居並ぶ荘山学園理事たちの前で実兄を「お前」呼ばわりしたのだ。それはすなわち、プライベートな場面ではなく、税制上の優遇を受ける学校法人の理事会という公的な場で面罵したことを意味する。 ここで改めて、本誌(「週刊新潮」)が入手した理事会の音源をもとに佳史氏の狂乱ぶりを再現する。佳史氏「お前に(理事長)代行はできない!!」荘八氏「こういうんじゃ議論ができない」佳史氏「ふふふ風説ふふふ風説の流布流しやがって」荘八氏「知りません、そんなのは」 こうした場では社会人の最低限のマナーとして敬語を使うべきであろうが、それもせず年長者に罵声を浴びせ続ける佳史氏。興奮している様子がヒシヒシと伝わってくる。なお、「佳史さんは、ネット上にある帝京大学に関する悪評などを、荘八さんが流したと勝手に思い込んでいるみたいなんです。当然、全く身に覚えのない荘八さんとしては『知りません』と言うしかありませんよね」(帝京大学関係者)「刑事訴訟さ、やってやる!」 同じ帝京大学グループの仲間を「犯罪者扱い」する佳史氏の罵詈雑言は続いた。佳史氏「知らなくない! お前がやったんだ!!」荘八氏「知りませんよ」 そして、帝京大学グループの“ドン”として、上から目線の命令口調をやめない佳史氏の舌鋒はいよいよクライマックスを迎える。佳史氏「お! ま! え! が! やった!! お! ま! え! が! やった!! お前がやったんだよぅ!!」 狂気さえ感じさせる佳史氏の罵声に対し、さすがに荘八氏が「これ、ハラスメントです」と周囲に訴える。すると、佳史氏はさらにエスカレートしていった。佳史氏「じゃあ、訴えろ!」荘八氏「訴えることできますよ。これは」佳史氏「よ~し! よし!! じゃあ100%やってやるぞや」 東京生まれの佳史氏がどこで「ぞや」という方言を覚えたのかは定かではないが、もはや荒ぶる感情を制御することができない彼は、ついに禁断の言葉を口に出す。「受けて立つ!! 刑事訴訟さ、やってやる!」 学び舎(や)である帝京大学の学長が繰り出した刑事訴訟という“脅し”……。帝京大学グループに通う学生・生徒、そしてその親御さんがこれを聞いたら一体何を思うだろうか。「兄弟間の話」 両当事者に取材すると、荘八氏は、「そうしたハラスメントがあったのは事実ですが、これ以上は申し上げることはできません」 こう答えるのみ。一方の佳史氏は、「あくまで兄弟間の話でしたし、私から冲永荘八氏に注意を促す形でもありました」 と弁明。単なるプライベートな場での兄弟間の会話では通らないことはすでに説明した。また、刑事訴訟をちらつかせることが「注意を促す」と同義だとは到底思えないのだが……。 パワハラ問題に詳しい田中康晃弁護士の解説。「荘山学園は帝京大学とは異なる学校法人とはいえ、佳史氏が帝京大学グループの中で“ドン”のような力を持っているのだとすれば、今回の言動はパワハラに類する行為といえるでしょう。また、パワハラである以前に、風説を流布していると根拠なく断定したり、刑事告訴すると脅したりするような発言は、損害賠償の対象となり得る民法上の不法行為に該当します。なによりも、理事会という私的ではない公的な場で感情的に発言すること自体が、教育者である以前に社会人としてアウトでしょう」 うちの学校のトップはこんな人間だったのか……。帝京大学および帝京平成大学に通う3万人超の学生たちの嘆きが聞こえてきそうである。「帝京魂」とは一体何だったのか、これではCMで私たちを欺(あざむ)いた「帝京だまし」ではないかと。「週刊新潮」2023年7月20日号 掲載
「お前がやったんだ!!」
五十路の男が尋常ならざる怒声を張り上げている。
「お! ま! え! が! やった!!」
男は「お前」呼ばわりをやめない。
「お前がやったんだよぅ!!」
興奮のあまりか、男の言葉は語尾が独特なものへと変化していく。そして……。
「刑事訴訟さ、やってやる!」
男はついに相手を“恫喝(どうかつ)”するに至る。その咆哮(ほうこう)は、「このハゲ・真由子」の異名を誇る豊田真由子元代議士に勝るとも劣らない“激情”に満ちていた――。
世知辛い時代にあって、企業はもちろんのこと、学校も経営難にあえいでいる。不景気だけでなく「超」の付く少子化が襲い掛かっているのだから、運営資金の確保に四苦八苦なのは当然であろう。
そうした世情のなか、ひときわ気を吐く“私学の雄”が存在する。「帝京大学グループ」だ。
“旗艦校”であり、2018年にはラグビー全国大学選手権で前人未到の9連覇を達成し栄華を極めた帝京大学をはじめ、帝京科学大学、また甲子園の常連である帝京高校、中学校、小学校、幼稚園、はたまた帝京大学医学部附属病院に株式会社帝京サービス……。約50もの教育機関や医療機関等を擁する一大グループのなかでも、近年、人口に膾炙しているのは帝京平成大学の名ではないだろうか。
〈帝京平成大学のここがすごい! 東京、千葉に四つのキャンパス。全国有数の国家試験合格者数! 実る、学びを。帝京魂〉
某コンビニに足を踏み入れると頻繁に流れてくるこのCM。どこか引っ掛かりを覚える“自慢臭”と、何度も流されることによる“刷り込み効果”で、記憶に残っている方も多いに違いない。帝京高校野球部OBとして知られる、とんねるずの石橋貴明が繰り返しアピールして有名になった「帝京魂」というフレーズを連呼する宣伝効果は絶大なものといえよう。
有名声優を起用したこのCMを相当回流しているという事実は、すなわちそれが可能なだけの資金があることを物語っている。
事実、帝京大学の資産は約6363億円と早慶をしのぎ、全大学の中で東大、日大に続く第3位の位置を占めている。帝京平成大学のそれも2133億円で、両大学を合わせるだけで資産は1兆円に迫ろうかという巨大教育機関なのだ。
同グループは「学校法人帝京大学」「学校法人帝京平成大学」など八つの学校法人等で形成されるが、両法人の理事長を務め、「グループの天皇的存在」(帝京大学グループのある教授)であるのが冲永佳史(おきながよしひと)氏(50)だ。帝京大学では彼が学長も兼ねている。
愛媛県出身の冲永荘兵衛が1931年に設立した「帝京商業学校」を起源とする同グループは、代々、「冲永一族」が取り仕切ってきた。先代の覚えがめでたかった佳史氏が3代目となり、目下、グループ内で絶大な権力を誇るという。それを物語るように、帝京平成大学の学長は佳史氏の妻である寛子氏が務め、「グループ内で『冲永夫妻』に意見できる者はまずいない」(同)とされる。
こうして莫大な資産を誇る巨大教育機関の「長」として君臨する佳史氏は、当然、教育者としての一面を持つ。自身は慶應大学卒業、同大学院修士課程修了である佳史氏は、帝京大学の学長としてこう謳(うた)っている。
「2016年、本学は創立50周年を迎えました。その記念すべき年を越えて次の50年、本学がさらにどのように成長し、その成長力によって社会にいかに貢献していくか。この大きな課題についても、私たちは引き続き思索を重ね、さまざまなプランを打ち出していきます」(同大ホームページより)
しかし、佳史氏が掲げる社会貢献は、残念ながら画餅に帰する可能性が高い。なぜなら、社会貢献には欠くことができない「社会人としての常識」を、悲しいことに学長自身が備えているか疑わしいからである。そう、冒頭の発言の主は佳史氏その人なのである……。
遡ること2カ月半の5月29日、佳史氏の姿は帝京大学霞ヶ関キャンパス(東京都千代田区)にあった。
平河町森タワーの9階に陣取る同キャンパスでは、その日、帝京大学グループのひとつである「学校法人荘山学園」の役員を改選するための理事会が開かれていた。
「荘山学園の理事長は佳史さんのお母様が務めていますが、体調が優れず、佳史さんの実の兄である、理事長代行の冲永荘八(しょうはち)さんが事実上“トップ”の座にあります。ところが、荘八さんと佳史さんは折り合いが悪くて……」
と、帝京大学グループの関係者が声を潜める。
「グループ内で“天皇”として権勢を振るう佳史さんですが、4歳上の荘八さんは目の上のたんこぶなんです。他の職員らは言うことを聞くのに、お兄さんである荘八さんだけは物申してくる。佳史さんからすれば、荘八さんさえいなければ完全にグループを意のままにできるという気持ちがあるのでしょう。ですから、荘八さんが荘山学園の事実上のトップであることが気に入らないのだと思います。荘山学園においては、佳史さんは一評議員に過ぎませんからね」
こうした佳史氏による「兄排除」の思惑からなのか、この日の荘山学園の理事会を巡って次のようなことが起きていた。
「理事会の前に、荘八さんサイドの人事案とは異なる人事案を“佳史派”が出してきて対立する事態になってしまったんです。そのため理事会では、人事をどうすべきかが話し合われているところでした。評議員である佳史さんは外で待機していた。ところが、しびれを切らした佳史さんが理事会に“乱入”したんです」(同)
その際のやり取りの一部が冒頭で紹介したものである。つまり佳史氏は、居並ぶ荘山学園理事たちの前で実兄を「お前」呼ばわりしたのだ。それはすなわち、プライベートな場面ではなく、税制上の優遇を受ける学校法人の理事会という公的な場で面罵したことを意味する。
ここで改めて、本誌(「週刊新潮」)が入手した理事会の音源をもとに佳史氏の狂乱ぶりを再現する。
佳史氏「お前に(理事長)代行はできない!!」
荘八氏「こういうんじゃ議論ができない」
佳史氏「ふふふ風説ふふふ風説の流布流しやがって」
荘八氏「知りません、そんなのは」
こうした場では社会人の最低限のマナーとして敬語を使うべきであろうが、それもせず年長者に罵声を浴びせ続ける佳史氏。興奮している様子がヒシヒシと伝わってくる。なお、
「佳史さんは、ネット上にある帝京大学に関する悪評などを、荘八さんが流したと勝手に思い込んでいるみたいなんです。当然、全く身に覚えのない荘八さんとしては『知りません』と言うしかありませんよね」(帝京大学関係者)
同じ帝京大学グループの仲間を「犯罪者扱い」する佳史氏の罵詈雑言は続いた。
佳史氏「知らなくない! お前がやったんだ!!」
荘八氏「知りませんよ」
そして、帝京大学グループの“ドン”として、上から目線の命令口調をやめない佳史氏の舌鋒はいよいよクライマックスを迎える。
佳史氏「お! ま! え! が! やった!! お! ま! え! が! やった!! お前がやったんだよぅ!!」
狂気さえ感じさせる佳史氏の罵声に対し、さすがに荘八氏が「これ、ハラスメントです」と周囲に訴える。すると、佳史氏はさらにエスカレートしていった。
佳史氏「じゃあ、訴えろ!」
荘八氏「訴えることできますよ。これは」
佳史氏「よ~し! よし!! じゃあ100%やってやるぞや」
東京生まれの佳史氏がどこで「ぞや」という方言を覚えたのかは定かではないが、もはや荒ぶる感情を制御することができない彼は、ついに禁断の言葉を口に出す。
「受けて立つ!! 刑事訴訟さ、やってやる!」
学び舎(や)である帝京大学の学長が繰り出した刑事訴訟という“脅し”……。帝京大学グループに通う学生・生徒、そしてその親御さんがこれを聞いたら一体何を思うだろうか。
両当事者に取材すると、荘八氏は、
「そうしたハラスメントがあったのは事実ですが、これ以上は申し上げることはできません」
こう答えるのみ。一方の佳史氏は、
「あくまで兄弟間の話でしたし、私から冲永荘八氏に注意を促す形でもありました」
と弁明。単なるプライベートな場での兄弟間の会話では通らないことはすでに説明した。また、刑事訴訟をちらつかせることが「注意を促す」と同義だとは到底思えないのだが……。
パワハラ問題に詳しい田中康晃弁護士の解説。
「荘山学園は帝京大学とは異なる学校法人とはいえ、佳史氏が帝京大学グループの中で“ドン”のような力を持っているのだとすれば、今回の言動はパワハラに類する行為といえるでしょう。また、パワハラである以前に、風説を流布していると根拠なく断定したり、刑事告訴すると脅したりするような発言は、損害賠償の対象となり得る民法上の不法行為に該当します。なによりも、理事会という私的ではない公的な場で感情的に発言すること自体が、教育者である以前に社会人としてアウトでしょう」
うちの学校のトップはこんな人間だったのか……。帝京大学および帝京平成大学に通う3万人超の学生たちの嘆きが聞こえてきそうである。「帝京魂」とは一体何だったのか、これではCMで私たちを欺(あざむ)いた「帝京だまし」ではないかと。
「週刊新潮」2023年7月20日号 掲載