支社がある東京都立川市で部下の20代女性従業員2人、男性従業員1人と飲食店で飲んでいる最中、終電の時間が迫った。女性従業員2人が帰ろうとすると、
【写真】まるで別人!? 正地容疑者の“現役”時代の写真、容疑者が住むタワマン「終電がなくなってもホテルをとる。別々の部屋だから」 そんなふうに言いくるめてさらに酒を飲ませて泥酔させ、同市内のホテルへ。 事件が起きたのは4月5日午前2時20分~同6時ごろ。女性に性的暴行を加えたあと、もうひとりの女性にも…「ホテルの客室で女性従業員に性的暴行を加えた後、寝ていたもうひとりにも性的暴行をしようとした疑い。一緒に飲んでいた男性従業員は帰宅し、部屋は別々どころか3人の相部屋だった」(全国紙社会部記者)

警視庁立川署が14日、強制性交と準強制性交未遂の疑いで逮捕したのは都内のコールセンター会社の社長・正地淳太容疑者(39)。 警察の取り調べに対し、「やったことは間違いないが、同意の上だった」 などと否認している。 容疑者の自宅は東京・晴海のウォーターフロントにそびえ立つタワーマンション。 本社は千代田区のオフィスビルのワンフロアだ。法人登記によると、2020年3月、当時の自宅マンション1室を本社として資本金100万円で会社を設立。約半年後にはタワマン生活を始め、本社を移転したり支社を設立するなど事業の好調さがうかがえる。 同社は通信販売企業に特化したコールセンター業務を担う。化粧品やサプリメントなどを通信販売する企業をクライアントに持ち、受信業務のほか休眠顧客の掘り起こしなどで収益増加に尽力すると謳う。「コロナ禍の外出自粛やリモートワーク推進による在宅時間の増加に伴い、通信販売業は業績を伸ばした“勝ち組”だ」とは、流通業界に詳しい新聞記者。 時流を読むことに長けたやり手社長なのか。「いいえ、単なる“パリピ”です。存在が軽いんです。裏では“成り金趣味”と陰口をたたかれていました」(同社の女性従業員) 別の従業員は「人として尊敬できないリーダーです」と言い切る。 フジテレビ系ニュース番組『イット!』は被害女性2人の証言を報じた。 食事の誘いを断ると、容疑者は「オレ社長だぞ」「次のボーナスカット」と口走るらしい。事件当夜はベロベロに飲ませた上で「もっと飲め」などと迫ったり、「水を頼んだから」と言って透明な酒を渡していた。 事件後、容疑者の姿を見るだけで吐いたり、名前を目にしただけで動悸がするなどトラウマに悩まされているという。 同社は《私たちは全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、事業を通じて社会に貢献します》と企業理念を掲げているが口ばかりだ。フットサル選手として実力チームを転々 20代のころはフットサル選手として活躍していた容疑者。’06年に川崎市のリーグで得点王となり、関東の実力チームを転々とした。’08年、静岡県伊豆地方の地域密着型チームに移籍すると、スーパーのたこ焼き販売で生計を立てながらプレーを続けた。 チームの動向を伝える新聞社の取材に対し、容疑者は、「プロを目指して伊豆でやるだけやってみたい。だめだったら競技はやめます」 と答えていたが、’11年には川崎市のチームに移るなどこれも口ばかりだった。言行不一致の男は夢破れたが、チャンスをものにし成り上がり、暴君へと豹変した。
「終電がなくなってもホテルをとる。別々の部屋だから」
そんなふうに言いくるめてさらに酒を飲ませて泥酔させ、同市内のホテルへ。
事件が起きたのは4月5日午前2時20分~同6時ごろ。
「ホテルの客室で女性従業員に性的暴行を加えた後、寝ていたもうひとりにも性的暴行をしようとした疑い。一緒に飲んでいた男性従業員は帰宅し、部屋は別々どころか3人の相部屋だった」(全国紙社会部記者)
警視庁立川署が14日、強制性交と準強制性交未遂の疑いで逮捕したのは都内のコールセンター会社の社長・正地淳太容疑者(39)。
警察の取り調べに対し、
「やったことは間違いないが、同意の上だった」
などと否認している。
容疑者の自宅は東京・晴海のウォーターフロントにそびえ立つタワーマンション。
本社は千代田区のオフィスビルのワンフロアだ。法人登記によると、2020年3月、当時の自宅マンション1室を本社として資本金100万円で会社を設立。約半年後にはタワマン生活を始め、本社を移転したり支社を設立するなど事業の好調さがうかがえる。
同社は通信販売企業に特化したコールセンター業務を担う。化粧品やサプリメントなどを通信販売する企業をクライアントに持ち、受信業務のほか休眠顧客の掘り起こしなどで収益増加に尽力すると謳う。
「コロナ禍の外出自粛やリモートワーク推進による在宅時間の増加に伴い、通信販売業は業績を伸ばした“勝ち組”だ」とは、流通業界に詳しい新聞記者。
時流を読むことに長けたやり手社長なのか。
「いいえ、単なる“パリピ”です。存在が軽いんです。裏では“成り金趣味”と陰口をたたかれていました」(同社の女性従業員)
別の従業員は「人として尊敬できないリーダーです」と言い切る。
フジテレビ系ニュース番組『イット!』は被害女性2人の証言を報じた。
食事の誘いを断ると、容疑者は「オレ社長だぞ」「次のボーナスカット」と口走るらしい。事件当夜はベロベロに飲ませた上で「もっと飲め」などと迫ったり、「水を頼んだから」と言って透明な酒を渡していた。
事件後、容疑者の姿を見るだけで吐いたり、名前を目にしただけで動悸がするなどトラウマに悩まされているという。
同社は《私たちは全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、事業を通じて社会に貢献します》と企業理念を掲げているが口ばかりだ。
20代のころはフットサル選手として活躍していた容疑者。’06年に川崎市のリーグで得点王となり、関東の実力チームを転々とした。’08年、静岡県伊豆地方の地域密着型チームに移籍すると、スーパーのたこ焼き販売で生計を立てながらプレーを続けた。
チームの動向を伝える新聞社の取材に対し、容疑者は、
「プロを目指して伊豆でやるだけやってみたい。だめだったら競技はやめます」
と答えていたが、’11年には川崎市のチームに移るなどこれも口ばかりだった。言行不一致の男は夢破れたが、チャンスをものにし成り上がり、暴君へと豹変した。