日本維新の会の音喜多駿政調会長(39)が4日、自身のツイッターで川勝平太静岡県知事(74)の「コシヒカリ発言」への対応を厳しく批判した。
川勝氏は2021年に静岡県御殿場市の特産物が「コシヒカリしかない」と発言したことで問題となり、県議会に辞職勧告決議を可決されていた。川勝氏は自らへのペナルティーとしてボーナスの返上を表明していたが、実際には返上せず、満額が支給されていたことが発覚し、波紋を呼んでいた。
音喜多氏は、「県民や県議会に対する重大な裏切りであり、取材されるまで公表してなかったことも度し難い」と厳しく批判。
その上で「こんな約束やぶりが横行しているから、政治不信がますます進んでしまう」と続け、政治全体の信用に関わる問題であることを指摘した。SNSユーザーからも、「方針変更は公言してほしかった」「なぜ政治家はクビにならないのか」といった、川勝知事を糾弾する声が多く寄せられていた。