熊本市教委は28日、部活動の指導で生徒への体罰や暴言があったとして、市立千原台高女子ハンドボール部の監督だった女性教諭(57)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。教諭は一部の暴言は認めたが、体罰などの行為は否認している。
担任が児童にいじめ 母親には「お子さんは発達障害」 市教委によると、教諭は2020年12月~22年5月、部員に背後から至近距離でボールを強く投げつけたり、「ぬしゃ(おまえ)、頭、悪かけん」などと人格を否定したりする発言をするなど、体罰2件、暴言4件があったとした。

市教委の聞き取りに教諭は3件の暴言は認めたうえで、「私が意図する取り組みや動きができないときに部員を鼓舞する気持ちで言った。言ってはいけない言動だった」と話しているという。 教諭の暴言などは保護者から市教委に相談があり、教諭は3月末で監督を外れた。千原台高女子ハンド部は全国大会に複数回出場する強豪校で、保護者などからは監督の復帰を求める嘆願書も提出されているという。【中村園子】
市教委によると、教諭は2020年12月~22年5月、部員に背後から至近距離でボールを強く投げつけたり、「ぬしゃ(おまえ)、頭、悪かけん」などと人格を否定したりする発言をするなど、体罰2件、暴言4件があったとした。
市教委の聞き取りに教諭は3件の暴言は認めたうえで、「私が意図する取り組みや動きができないときに部員を鼓舞する気持ちで言った。言ってはいけない言動だった」と話しているという。
教諭の暴言などは保護者から市教委に相談があり、教諭は3月末で監督を外れた。千原台高女子ハンド部は全国大会に複数回出場する強豪校で、保護者などからは監督の復帰を求める嘆願書も提出されているという。【中村園子】