大分・別府市の住宅で、意外な犯人に石けんが盗まれる”事件”があった。
温泉の町、大分・別府市の住宅で発生した連続窃盗事件。
大塚吉高さん:いつもね、せっけんをここに置いている。このせっけんが、ほぼ毎日なくなるんです。
夫は妻を、妻は夫を互いに疑っていたというが、犯人は外部にいた。
湯気がこもらないように常に開けているという窓から、侵入していたのだ。
大塚吉高さん:犯人はネコではない。イタチかタヌキかカラスか、その3つじゃないかと思う。
決定的瞬間を捉えようと、FNNは風呂場にカメラを設置した。そこに映っていたのは…。
大塚吉高さん:カラス!
開けていた窓から、カラスが入ってきた。
せっけんのほうへ近づいていくと、長いくちばしで石けんをくわえ、飛び去っていくまでの一部始終がバッチリと映っていた。
映像を見た専門家は、こう話す。
獣医師 神田岳委先生:(カラスは)せっけんを食べる。カラスは雑食なので、せっけんを食べてもお腹を壊さない。
実はこれは、4年前の話。現在は、せっけんを盗まれることは、まったくないという。その理由は…。
大塚吉高さん:せっけんからボディソープに変えたんやわ!
カラスと人間の知恵比べ。結果は人間の勝ち?
(「イット!」 6月19日放送より)