31日午前8時過ぎ、大分市東大道の来年4月に開校予定の特別支援学校の工事現場で、高さ約25メートルのくい打ち機(重さ約90トン)が倒れ、改修中の校舎にぶつかった。
けが人はいなかった。
大分県大分土木事務所によると、現場は大分県立さくらの杜(もり)高等支援学校に隣接した工事現場で、特別支援学校を開校するため、既存の建物の改修工事をしていた。くい打ち機を使い、渡り廊下を建て替える作業をしようとしたところ、校舎にぶつかった。
同事務所によると、くい打ち機の走行用ベルトが、雨で地面がぬかるんでいた部分に入り込み、バランスを崩したのが原因とみられるという。