大阪府八尾市で解体中のビルの壁が崩落する事故が起きた。
5月31日午前11時ごろ、現場は騒然となっていた。
記者:現場のビルは壁が大きく崩れ落ち、下には足場などが散乱していています。
午前10時前、解体作業中のビルで3階から5階部分の壁などが、突然崩れ落ちた。
ビルの上の方には、今にも落ちてしまいそうな壁も確認できる。
歩道には足場のパイプと共に、がれきが散乱している。
がれきは、近くに止めてあった車にも直撃した。車のフレームがゆがむなど、衝撃の大きさがうかがえる。
突然起きた予想もつかない事態に、行き交う人も心配そうに見つめるばかりだ。
近くで働く人は、当時の様子をこう振り返った。
近くで働く人:今までもずっと工事をしていて、ドンドンというのはちょこちょこやっていた。きょうのに関しては、地響きがするような音がした。砂ぼこりが舞っていた。
近くで働く人は、むき出しになった建物にを目撃し、倒壊したのだとわかったという。
事故は近鉄八尾駅のすぐ近くで起きたが、けが人はいないということだ。
(「イット!」 5月31日放送より)