息子になりすまし、「不倫相手との間に子どもができ、いくらか工面してほしい」とうそを言って現金をだまし取ったとして、県警捜査4課と柏署は17日、いずれも住居不定の自称自営業、山本幹也容疑者(29)と、職業不詳、小池慶輔容疑者(24)を詐欺容疑で逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。2人は電話をかける「かけ子」とみられ、個人情報約2万4000件のリストなどを押収した。
市職員が電話で「還付金」 渡してしまったカード 逮捕容疑は4月28日午前8時20分~午後6時半ごろ、柏市内のホテルから埼玉県吉川市の女性(75)に息子を装って電話をかけ、計300万円をだまし取ったとしている。ホテルの宿泊客から「電話で人をだます声を聞いた」と110番通報があり、容疑が浮上した。 差し押さえたスマートフォン十数台からは、千葉のほか、埼玉や神奈川、福岡など7県の個人情報のリストが見つかったほか、相手の承諾などを得るための処世術をまとめた本など2冊もあったという。同課は「犯行グループの実態解明を含め、捜査を進めたい」としている。【林帆南】
逮捕容疑は4月28日午前8時20分~午後6時半ごろ、柏市内のホテルから埼玉県吉川市の女性(75)に息子を装って電話をかけ、計300万円をだまし取ったとしている。ホテルの宿泊客から「電話で人をだます声を聞いた」と110番通報があり、容疑が浮上した。
差し押さえたスマートフォン十数台からは、千葉のほか、埼玉や神奈川、福岡など7県の個人情報のリストが見つかったほか、相手の承諾などを得るための処世術をまとめた本など2冊もあったという。同課は「犯行グループの実態解明を含め、捜査を進めたい」としている。【林帆南】