鹿児島県薩摩川内市の海で、釣り客ら14人を乗せた船が炎上する事故があった。
船が絶え間なく、黒い煙を吹き出し続けている。前の方からは火の手も上がっている。
24日、鹿児島県薩摩川内市の下甑島沖での出来事。船長から「火災が発生した」と通報が入った。
船の中から撮影した写真には、燃えさかる炎が目の前までせまる様子が記録されていた。
そして、約5時間後…。
記者:救助された釣り客らを乗せたと思われる船が、阿久根港へと入港してきます。
船に乗っていた14人は、全員命に別条なし。
救命胴衣をつけて海へ飛び込み、約20分後に、通りかかった船に救助されたという。
救助された釣り客:エンジンルーム開けたら火が出て、15分後ぐらいにはクーラーボックスを投げて、それにつかまって飛び込んだ。
救助された釣り客:海に漂っている時にサメが怖かった。(救助が)早く来てほしいという気持ちだった。
炎上した船は沈没した。
油の流出被害などが確認されていないため、沈没した船を引き上げる予定はないということだ。
(「イット!」 5月26日放送より)