全国各地でとにかく長い「カルガモ親子の列」が目撃されています。一体、なぜこんなに長くなっているのか取材しました。
■なぜ? 各地でヒナ10羽超も
岩手県盛岡市にある病院の中庭にいたのはカルガモの赤ちゃんです。28日、生まれたばかりとみられ、確認できたひなの数は10羽。
実は、この病院では、先週にもカルガモのひなが生まれていて、職員や患者を癒やすアイドルになっていました。
病院の患者:「かわいいです。私も病気でこれで良くなるんじゃないかな」
今月、全国各地で「カルガモの親子」が目撃され、続々と映像が届いています。
新潟大学のキャンパスでも、同じ10羽のひなが。ひなの数は、さらに増えていきます。
東京・中野区で横断歩道を渡るのは、11羽のひな。警察官も出動してカルガモ親子の引っ越しを見守っていました。
■安心?都内で12羽の列 目撃
そして、こちら東京・板橋区の路上では…。
動画を撮影した人:「カルガモ親子のお引っ越しに遭遇しました。子ガモが1ダース」
なんと12羽のひなが確認されていました。親ガモが連れて歩くひなの数に、上限はあるのでしょうか。
日本鳥類保護連盟・普及啓発室、岡安栄作室長:「私の知っている範囲で13羽連れていたのはあります。多い方で10個から13個は(卵を)産みます」
10羽を超える大家族が数多く目撃されている背景には、人間の存在がありました。