名古屋大は28日、教職員が使っている電子メールアカウントに不正アクセスが2件あり、計446人分の個人情報が含まれるメールが閲覧された可能性があると発表した。
発表によると、3月17日、同大大学院理学研究科の教員のメールアドレスから大量のメールが送信された。調査したところ、昨年2~3月と12月、このアカウントに海外から不正アクセスがあり、講義の受講者311人の氏名や学籍番号、成績などの個人情報が閲覧された可能性があるという。
また、3月15日には同研究科職員のメールアドレスから大量のメールが送信され、調査の結果、昨年12月、不正アクセスがあったことを確認。大学関係者135人の氏名や住所、電話番号などの個人情報が閲覧された可能性があるという。