札幌市北区の資源ごみ回収施設で見つかった現金1000万円は、現在も持ち主が特定できず、
このまま現れなければ札幌市が所有権を取得することになります。
札幌市北区の資源ごみ回収施設で1月30日、
ごみ分別中の作業員が西区や手稲区で回収した「雑がみ」の中から現金1000万円を発見しました。
警察は「拾得物」として受理し持ち主を探しています。
警察によりますと、これまでに
「車で西区に買い物に出かけて駐車場から徒歩で移動中に新聞紙でくるんだ1000万円を落とした」
「道内旅行中に1000万円をなくした」
「認知症の祖父母がごみと一緒に捨てたかもしれない」
「家のクローゼットに1000万円しまっていたが見当たらない。ゴミとして捨ててしまったかもしれない」
「車で配達中に車内のカバンから1000万円がなくなった」
「公園でバッグの中から1000万円がなくなった」
など14件の届け出があり、10件を遺失届として受理しているということです。
しかし有力な情報はなく、いまだ持ち主の特定に至っていません。
警察によりますと、きょう30日までに持ち主が現れない場合、5月1日に札幌市が所有権を取得するということです。