富士宮信用金庫で複数の客から現金およそ3000万円を着服したとして20代の男性職員が懲戒解雇されていたことが分かりました。
3月30日付けで懲戒解雇されたのは、静岡県富士宮市淀川町の富士宮信用金庫・淀川支店に勤務していた営業係の20代の男性職員です。
富士宮信用金庫がホームページに掲載した文書によりますと、この職員は、2023年2月24日までに複数の客に対して定期預金を作成するなどとウソの説明をして、客が用意した現金を着服。ギャンブルなどの遊興費に充てていたということです。
被害額は現在、分かっているだけでも3000万円近くに上るとしています。
この職員は2021年10月から淀川支店に勤務していて、他にも着服が無かったか調査をしているということです。
富士宮信用金庫は被害にあった客に謝罪し、全額を弁償。20代の男性職員については今後、刑事告訴するとしています。